ウェブスターマーケティング(東京都渋谷区)は子どもがいる500人を対象に、「子どもへのお金の大切さの教え方」についての調査を実施した。子どもにお金の大切さについて話すことがある人は81.2%で、最も多かった教え方は「お小遣い・お年玉を管理させる」(168人)だった。以下「折に触れて話す」(131人)、「買い物させる」(79人)、「お手伝いに報酬を出す」(63人)が続く。
お小遣い・お年玉を管理させる具体的な方法としては「欲しいものはお小遣いをためて買う」「お小遣い帳をつけさせている」などの声が寄せられた。
お手伝いに報酬を出すという回答者からは「1回お手伝いをしたら10円のお小遣いを渡すなどして、『労働したら対価がもらえる』と教えている」「お手伝いリストを作成し、お手伝いした項目にそってお手伝い賃を渡す」といった方法が寄せられた。
お金の大切さについて話す理由を聞いたところ、「子どもが簡単に『これ買って』と言うことが増えたため」「大人になるときに正しい金銭感覚を身に付けてほしいから」といった声が寄せられた。
一方、お金の大切さについて話さない人からは「話すにはまだ少し早い年齢だと思うから」「何かの機会に話したいとは常々考えていたが、きっかけがつかめなかった」といった声が寄せられた。
お金の大切さについて話し始めた時期を尋ねたところ、「3〜5歳」(48.6%)が約半数を占めた。次いで「6〜8歳」(34.5%)となった。
調査は2月16〜22日、インターネットで実施した。
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