品薄状態が続く「龍角散ののどすっきり飴」の安定供給に向け、製薬会社「龍角散」(東京都千代田区)は4月26日、ニューロン製菓(山梨県甲府市)と戦略的連携を開始すると発表した。
品薄状態が続く「龍角散ののどすっきり飴」の安定供給に向け、製薬会社「龍角散」はニューロン製菓と戦略的連携を開始する(プレスリリースより、以下同)
「龍角散ののどすっきり飴」などの商品は、中国国内で新型コロナウイルスの症状に効くといった情報が広がり、日本国内で買い占めの動きが起きるなど、全国的に品薄状態が続いてきた。
「龍角散ののどすっきり飴」などの商品は全国的に品薄状態が続いてきた
こうした状況を解消するため、龍角散はニューロン製菓と戦略的連携を結び、生産量の拡大に取り組むことを決定。ニューロン製菓は70年以上にわたって飴の受託製造を行っており 、龍角散のど飴の製造委託先でもある。
連携の内容は、龍角散が設備投資を中心とした最大10億円程度の資金をニューロン製菓に投入し、あわせて同社の求人をサポートする。ニューロン製菓は投入資金などを受けて龍角散のど飴の製造人員を増強する。
戦略的連携の内容
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