共働き世帯が増える中、仕事と家事の両立は悩ましい課題だ。さまざまなタスクをこなしながら、仕事に集中できる環境を整えるにはどうすればいいのか。業務外の「もやもや」を解消し、共働き・子育て世代がより多くのリソースを仕事に避ける環境を整備するヒントをお届けしていく。
妻と私はともに都内で会社員として働いています。子どもは2人いて、上の子は小学校(低学年)、下の子は保育園にそれぞれ通っており、家事・育児・仕事に忙しい日々を送っています。
子どもを安心して連れていけるお店の代表格はファミリーレストランや大手回転寿司チェーンでしょう。今回のコラムでは、大手回転寿司チェーンの中でも特に「くら寿司」が子どもと一緒に楽しめる理由について解説します。
なお、本コラムは2023年5月中旬時点の情報に基づいています。また、サービスが一部対象外の店舗もあります。最新情報については、事前に公式Webサイトなどで確認をお願いします。
くら寿司は伝統的に店舗運営にエンタメ性を取り込んできました。
その代表的なものは「ビッくらポン!」です。食べ終わった皿を席に併設してある投入口に5枚入れると景品が当たるガチャを楽しめるというもの。「鬼滅の刃」や「ちいかわ」といった有名作品とコラボしたキャンペーンも定期的に実施しています。
子どもにとっても珍しい体験であるため、自分から進んで皿を投入してくれます。皿がテーブルの上からなくなるので、食後のジュースやスイーツをゆったりと楽しめるメリットがあります。
ちなみに、投入口の中には水が流れており、皿はウォータースライダーのように水の力で移動し、洗い場にたどりつく仕組みになっています(出所:参考記事)。その仕組みについてはYouTubeでも公開されているので、スマホを見ながら親子で共通の会話ができるメリットがあります。
また、この仕組みによって店員が皿を回収する必要がなくなっており、作業効率化にもつながっています。店舗運営の仕組みを子どもが自然と学ぶことにつながります。
数は少ないですが、東京・浅草や大阪・道頓堀にある「旗艦店」はさらにエンターテインメント性を追求しています。例えば、浅草店ではビッくらポン!の景品として「当たり券」を用意しています。この券が出ると、店内にある「射的」「輪投げ」といった遊びができるようになっています。店舗デザインも他にはないものになっているので、観光ついでに寄るといった使い方も可能です。
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