人材サービス事業を展開するみらいワークス(東京都港区)は、年収1000万円以上のビジネスパーソンを対象にビジネスのプロに関する調査を実施した。その結果、ビジネスにおけるプロの条件1位は、「専門性の高い能力・技術を持っていること」だった。
20代での仕事への取り組みの中で今のキャリアの礎を築いたものを聞いたところ、「能力・スキルの向上」(64.9%)が最も多く、「仕事への前向きなスタンス」(57.7%)、「仕事のやり方の工夫」(53.2%)と続いた。その他、「失敗を恐れずチャレンジした」(60代男性)、「問題点を考え改善する癖が身についた」(50代男性)などの声があった。
同様に30代の取り組みの中で今のキャリアの礎を築いたものも「能力・スキルの向上」(66.7%)が最多となった。その他「仕事のやり方の工夫」(56.8%)、「成果へのこだわり」(55.9%)が上位にランクインした。
ビジネスにおけるプロの条件について尋ねると、「専門性の高い能力・技術を持っていること」(69.4%)が最多となった。以下、「仕事を時間ではなく成果で考えること」(64.9%)、「主体性を持って取り組むこと」(49.5%)と続いた。ビジネスのプロだと思う人の特徴については、「誰もが黙ったときに方向性を出せる人」「自身の仕事や成果を分かりやすく説明できる人」といった意見があった。
仕事とプライベートの関係について聞くと、「仕事とプライベートのバランスをとっている」と回答した人は71.2%だった。「仕事を優先している」は9.0%にとどまった。
調査は2月21〜24日、インターネットで実施した。調査対象者は、年収1000万円以上かつ裁量労働制もしくはフリーランスとして5年以上働いている40歳以上の111人。
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