「働くパパママ」川柳 大賞は「家事仕事 二刀流だし 二倍速」：第7回

[神奈川はな，ITmedia]

　オリックスは5月23日、「第7回 オリックス 働くパパママ川柳」の受賞作品を発表した。働きながらの子育てに奮闘するパパとママ、家族の日常がテーマで、1月19日〜2月26日の約1カ月間で過去最多となる6万2662作品が寄せられた。

　大賞は「家事仕事 二刀流だし 二倍速」（42歳・男性）。「家事や仕事などを掛け持ちしながらもスピーディーにこなさなければならない」という作者の日常を、「二刀流」「倍速」など時流のキーワードを用いて表現した一句となっている。

第7回の大賞作品（出所：オリックス公式Webサイト）

　パパママ目線賞には、「パパ育休 リスキリングは 家事スキル」（30歳・男性）、「朝タイパ お昼弁当 夜コスパ」（41歳・女性）、「仕事場で 一人称が 『ママ』になり」（37歳・女性）、「退勤し 10秒後には 米を研ぐ」（36歳・女性）、「『ママがいい』大谷ルール？ 休みなし」（28歳・女性）、「ミトマより ギリギリつなぐ 家事・育児」（41歳・男性）の6句が選ばれた。

　また、家族や職場の同僚、地域の人などの目線から詠んだ句を対象として新設した「見守る目線賞」には、子育て世代に手を差し伸べたい気持ちを表現した「団塊が 少子世代の 見守り隊」（84歳・男性）が選ばれた。

　優秀賞は「スーツ着て 子乗せ自転車 みな仲間」「LINE来る パパのワンオペ 報・連・相」「『倍速で』 子供は動画 母は家事」など10句。「リスキリング（学び直し）」「タイパ（タイムパフォーマンス）」など、時流のキーワードを使った作品が目立った。