IT企業経営者の約7割が、AIの台頭は2025年のビジネスシーンにおいて企業の存続に影響を与えると考えている。そんな結果が、ITサービス導入コンサルタントなどを手掛けるラフティ(千葉県市川市)の調査で分かった。AIの台頭によって、淘汰されると思う人材の特徴については、「新しいものに対する抵抗感が強い人材」が最も多かった。
2025年のビジネスシーンにおいて、65.3%が「AIの台頭は企業の存続にも影響を与えると思う」と回答した。存続に影響が出ると思う企業の特徴については、「デジタル人材が不足している」(50.0%)、「情報感度が低い」(47.1%)、「社員のデジタルに対する抵抗感が強い」(36.8%)といった声が聞かれた。
淘汰されると思う人材の特徴1位は「新しいものに対する抵抗感が強い人材」(63.5%)だった。以下、「受け身姿勢で行動している人材」(56.8%)、「発想力や想像力が欠如している人材」(50.0%)と続く。
一方、必要とされる人材の特徴では、「創意工夫を楽しみながらできる人材」「現代の変化において臨機応変な対応を楽しめる、またはすぐに行える人材」(各59.6%)が上位を占めた。その他、「失敗を恐れず、繰り返しチャレンジできる人材」(42.3%)といった声も寄せられた。
調査は5月16〜18日、ChatGPTについて知っているIT企業経営者104人を対象にインターネットで実施した。
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