自分の仕事が奪われるかも 優秀なAIに対して「組織」はどうすればいいのか持続可能な組織(3/3 ページ)

» 2023年06月16日 08時00分 公開
[秋沢崇夫ITmedia]
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AI技術による可能性

 まずは、ChatGPTなどの最先端AI技術を業務で使用する環境を社内で整え、社員の意識を高めることが第一歩だ。そのように、まずは会社全体に広げていきながら、土台をしっかりと築いていくことが重要である。そして、東京都以外の全道府県で労働供給不足に陥るという未来予測に対しても、AIを活用することで、人手が足りなくても、事業の安定稼働が、できるようになる可能性はある(参照リンク)。

新たな仕事が生まれてくることに期待

 さまざまなAI技術を活用し、社内での生産性向上や業務効率化を高めることで、社員はコア業務に集中することができる。その中から、新たな仕事が生まれてくる可能性にも期待したい。

著者プロフィール:秋沢崇夫

株式会社ニット/HELP YOU 代表取締役社長

 1981年東京都生まれ。青山学院大学卒業。

 2004年株式会社ガイアックスに入社し、営業、事業開発に関わり営業部長に。32歳で退職後、一人旅の最中にリモートワークを経験。「このスタイルであれば場所や時間に捉われることなく自分らしい生活を実現できる」と実感し、さまざまな働き方や生き方の選択肢があってもいいのではないかと考えるように。帰国後「多くの人の働く選択肢を増やしたい」との思いから「HELP YOU」 を立ち上げる。


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