東京都の「住みここちランキング」 3位「表参道」、2位「築地・新富町」、1位は?大東建託調べ(1/2 ページ)

» 2023年06月14日 17時51分 公開
[ITmedia]

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 大東建託は、東京都に住む男女を対象に居住満足度調査を行い、「住みここち(駅)ランキング」として発表した。1位は、昨年はランキング集計対象外だった「松原」(東急世田谷線)となった。

大東建託が「街の住みここちランキング2023<東京都版>」を発表(画像はイメージ、提供:写真AC)

 1位の「松原」は世田谷区の中央部に位置。駅前には商業施設があり生活の利便性が高く、都心へのアクセスや自然環境のバランスも良く、幅広い層の人気を得ている。居住者からは、「都心へのアクセスが良く駅前にはスーパーなどがあり生活するのに必要なものがある程度そろう」 「アクセスの良さ、スーパーやコンビニ、ドラッグストア、医療機関などが近くにしかも複数ある。にもかかわらず静かで、付近にそれなりの広さの公園もある」といった声が聞かれた。

「住みここち(駅)ランキング」

 2位は、築地・東銀座・築地市場・新富町を統合した「築地・新富町A」だった(同ランキングでは2つ以上の近接駅を統合したものを駅名の後にAと付記している)。築地駅には、歌舞伎座・新橋演舞場などがあり、銀座や日本橋が徒歩圏内という交通利便性の高いエリアだ。また、聖路加国際病院などもあり医療機関が充実している。

 3位は、昨年2位の「表参道」となった。駅周辺には、神宮前、原宿、外苑前、青山エリアが広がり、最先端のファッションやトレンドの発信地となっている。交通など生活の利便性も良く、メインストリートから外れると静かな住宅街が広がっている。

 「住みここち(自治体)ランキング」を見ると、1位は「中央区」、2位「文京区」、3位は「武蔵野市」で、TOP10の中で順位変動はあったものの、昨年と同じ顔ぶれとなった。

「住みここち(自治体)ランキング」
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