JNTO(日本政府観光局)が発表した2023年5月の訪日外客数推計値は約190万人にのぼる。2019年同月比で68.5%と、インバウンドは着実に回復している。
そんな中、外国人観光客からじわじわと人気を集めているのが、オンラインスナック横丁文化社(以下、横丁文化社)が運営する「スナックはしごツアー」だ。東京・新橋、新宿、上野などのスナックをめぐる同ツアーは、ディープな日本のカルチャーを体験できるといった声が多く満足度が高いという。
23年4月からは参加対象を国内にも拡大し、新橋のスナックをめぐる「スナック入門ツアー」も開始。参加者の約8割は20代女性だ。23年5月末時点の予約数は、22年12月と比較して約5倍に伸びている。
同ビジネスを仕掛けるのは、横丁文化社の社長であり、 スナック女子としても活動する五十嵐真由子氏。スナック入門ツアーに同行しつつ、五十嵐氏にスナックビジネスの盛り上がりを聞いた。
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