夏休みの自由研究について「全て子ども自身で取り組む」家庭は11.7%と約1割程度にとどまり、大人がサポートしたり一緒に取り組んだりする家庭が約9割だった。
大人のサポート内容は、1位「テーマや実施方法の相談に乗る」(33.0%)、2位「実施にあたり、どこかに連れて行く・材料の調達などサポートをする」(30.8%)、3位「テーマ決めから相談し、実施までともに取り組む」(24.5%)となっている。
子どもの学年別で傾向を見ると、低学年の子どもを持つ家庭では「テーマ決めから相談し、実施まで共に取り組む」割合が33.9%と高い傾向にある。一方、高学年の子どもを持つ家庭では「全て子ども自身で取り組む」割合が16.2%と高く、「自由研究のサポート具合は、子どもの学年が低いほど大きくなる」(同社)としている。
自由研究に取り組むに当たって困ることは、アイデアが思い浮かばない、決まらないなど「テーマ決め」に関する悩みが最も多くなっている。このほか「周りの大人のサポート」の負担や、どこまで介入して良いかに悩む声、「本人のやる気」を持続させる方法など、多くの家庭で子ども自身だけでなく親も頭を悩ませながら自由研究に取り組んでいるようだ。
インターネットを使った調査で、小学生の子どもを持つ親4268人が回答した。調査期間は6月29日〜7月3日。
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