シンガポールに本社を置くアイジュース社は、16年の創業から7年ほどでシンガポール全土で約700台のアイジュースを稼働させている。今や現地では、誰もが知っているようなポピュラーなブランドなのだとか。
世界中でフランチャイズ展開をしており、すでに日本を含む33カ国で利用されている。同社によると、生搾りオレンジジュース市場において世界トップのシェアを誇るそうだ。
シンガポールではアイジュースに続く第二弾として、食べ物や飲み物を無人で販売する「スマートショップ」も展開している。レジがなく、顧客が商品を手に取ると機械が自動的に認識する仕組みだ。決済はアプリをダウンロードして、QRコードで行う。
すでに600社以上に導入されていて、約1000台が稼働している。設置やメンテナンス費は無料、在庫管理や商品の補充はアイジュース社が担う。設置先の企業は場所を確保し、電気代を負担する程度なので、利便性が高いのかもしれない。コンビニまで出向いたり、混み合う時間に並んだりする手間が省け、従業員に喜ばれそうだ。
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