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社員のメールもSlackも「AI監視」 不正横行を防ぐ“最強のツール“とは?孫正義も驚嘆(1/2 ページ)

» 2023年08月04日 08時00分 公開
[田中圭太郎ITmedia]

 ビジネスコミュニケーション上の不正を、AIの技術によってリアルタイムで監視するサービスを提供している企業が、米ニューヨークに本社を置くビヘイボックスだ。グローバルで顧客数を伸ばしていて、日本も重要な市場と位置付けている。

ビヘイボックスのWebサイトより

 来日したビヘイボックス創業者のエルキン・アディロブ最高経営責任者(CEO)に、高い精度での監視を実現するビヘイボックスの戦略と、経営者によるリスク把握の重要性などについて聞いた。

エルキン・アディロブ ビヘイボックス取締役会長 兼 創業者。2014年にビヘイボックスを設立する前は金融機関に勤務。ゴールドマン・サックスで証券アナリストとして成功を収めた後、世界有数の投資会社GLGのパートナーとして20億ドルのヘッジファンドを運営。その経験を生かしビヘイボックスを設立。ビヘイボックスは現在、世界最大の多国籍銀行、ヘッジファンド、プライベート・エクイティ・ファームなどのパートナーとなっている

導入後すぐにリアルタイムでの監視が可能に

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