ChatGPT上級者のビジネス活用術 「サイト作成」「プログラミング」を上回る1位は?(2/2 ページ)

» 2023年08月28日 09時50分 公開
[サトウナナミITmedia]
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ChatGPTの具体的な用途は?

 ChatGPTの用途について、1位は「文章の生成、添削、校正、要約」(34.9%)だった。次いで「情報収集」「アイデア出し」(いずれも33.6%)と続いた。また、24.2%が「業務上で活用できており、今後も使用予定」と回答した。

 業務上で「活用できている」用途としては、「顧客からの問合せ対応」「システム構築・プログラミング」「Webサイトの制作」の回答率が高い一方で、「情報収集」や「アイデア出し」は「プライベートで使用」している割合が高く、用途によって活用状況に差が見られた。

photo ChatGPTの用途(リスクモンスター調べ)

ChatGPTは業務に役立っている?

 ChatGPTが業務に与える影響については「作業効率が向上する」が最も多く、56.1%に上った。「高度な作業が行える」(34.1%)、「非効率な作業が増える」(26.8%)と続いた。

photo ChatGPTの自身の業務への影響(リスクモンスター調べ)

 今後の使用方針については「必要に応じて使用したい」という回答が78.0%を占めた。「積極的に使用したい」と合わせると約95%がChatGPTの使用に前向きであることが分かった。

 既にChatGPTの使用実績がある人に限定すると、使用継続に否定的な意見は1割にとどまった。リスクモンスターは「ChatGPTの利用効果を感じている人が多い様子が表れている」としている。

photo ChatGPT活用方針(リスクモンスター調べ)

 調査は5月23日〜24日にインターネットで実施。全国の20〜69歳の男女1000人から回答を得た。

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