消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
【開催期間】2023年8月22日(火)〜9月10日(日)
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【概要】ChatGPTが登場直後から注目を集め、業務利用や自社サービスへの応用など活用が広がっている。ChatGPTはビジネスをどこまで変えるのか――AI研究の第一人者・松尾豊氏と、ChatGPT活用術の発信で話題の深津貴之氏が語る。
米OpenAIの対話型AI「ChatGPT」が注目を集め、自治体や企業で業務活用が進んでいる。認知はビジネスパーソンの約7割に広がるものの、実際に使用している人は15%程度にとどまることが、与信管理サービスを手掛けるリスクモンスター(東京都中央区)の調査で分かった。
実際にChatGPTを使っているビジネスパーソンは、どう活用しているのだろうか。
ChatGPTの認知度は65.5%と、3人に2人が知っている結果となった。内訳は「使用している」が14.9%、「今は未使用だが今後は使用予定」が15.9%だった。一方で「今後も使用予定なし」と答えた人は34.7%だった。
男女別に「使用中」の割合を見ると男性が17.8%、女性が12.0%となり、男性の方が5.8ポイント高かった。また「ChatGPTを知らない」という回答は、女性が41.4%、男性が27.6%と、女性の方が13.8ポイント高いことから、男性の方がChatGPTの認知や使用が進んでいる様子が見受けられた。
世代別では、30代以上のChatGPTの認知度が約70%であるのに対して、20代の認知度は約45%と半数に満たない結果に。また30代と40代では「使用中」が高いのに対して、50代、60代では「使用予定」が高い傾向が見られた。
リスクモンスターは「30代、40代は新しいツールを使用する感度が他の世代に比べて高く、50代、60代では後輩世代の使用状況を見てから、自身の使用を考えている様子がうかがえる」とコメントした。
勤務先別で見ると、ベンチャー企業や大企業において、積極的な使用が見られた。特にベンチャー企業では「使用中」が33.3%、「使用予定」が29.2%と、6割以上が使用に前向きであることが分かった。
役職別では、管理職で最も多い回答は「使用中」で33.1%だった。一般社員においては「ChatGPTを知らない」人が41.2%に上り、最多となった。役職が高いほど認知度や使用状況が高い傾向が見られた。
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