Threads、2人に1人が「知っている」 「X派」の反応は？（1/2 ページ）

[サトウナナミ，ITmedia]

　イーロン・マスク氏によるTwitter（現：X）買収後、機能や仕様の変更、アプリ自体の名称変更など大きく舵を切る中、Meta社によるThreadsが誕生した。Threadsは過去のMeta社にはない文字メインのSNSで、Twitter（現：X）への台頭・代替の可能性に注目が集まっている。

　ライボ（東京都渋谷区 ）の調査機関「Job総研」が実施した「2023年 SNS利用の実態調査」で、Threadsに対するイメージが明らかになった。

2023年 SNS利用の実態調査（ゲッティイメージズ）

　「Threads」を認知している人は50.5%だった。また、年齢別の認知度は、20代の認知度が56.1%で最多となり、次いで30代が50.3%、40代が50.4%、50代が28.0%と、若年層ほど認知が高い結果となった。

Threadsの認知度（ライボ調べ）

　Threadsを「知っている」人の中で、「登録していない」人は72.5%に上った。また、年代別登録率は、20代が40.5%、30代が26.1%、40代が32.5%、50代が13.0%と、20代の登録率が最多となった。

　Threadsに登録している人の中で「継続利用したい」とした人は82.1%だった。一方で、登録していない人の中で「登録意欲がない」とした人は64.7%と、6割を超える結果となった。

Threadsの登録率（ライボ調べ）

Threadsの継続意欲、登録意欲（ライボ調べ）

　Threadsへの期待度はどれくらいか。「期待していない」とした人は69.1%と、7割に迫った。また、「Xを利用している」人の中でThreadsに「期待している」とした人は4割に満たなかった。

Threadsへの期待度（ライボ調べ）

　「X派」からは「Xは情報取得に強い。Threadsはインスタなので情報取得向きではなさそう」「知り合いとつながる必要がないので、使い勝手がいい」といったコメントが寄せられた。一方で「Threads派」からは「インスタと連携していることもあって、リア友との交流メインで使っている」「Xは結局何をしたいのかが不透明なので、改善に注力しているThreadsを使いたい」などのコメントが集まった。