サンリオが好調だ。2024年3月期第1四半期決算では、売上高は203億円(前年同期比46.9%増)、営業利益は59億円(同150.2%増)、純利益は49億円(同525.9%増)と、新型コロナウイルスによる落ち込みから一気に回復した様子がうかがえる。
好調の背景には、外国人観光客による売り上げシェアの拡大がある。サンリオショップをはじめとする店舗の外国人売り上げシェアは3割にも上るのだ。消費経済アナリストの渡辺広明氏は「理屈ではないカワイイという世界的に普遍な価値観で人気を集めており、今後のシェア拡大にも期待が広がる」と話す。
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