投資関連サービスを提供するアドバン(東京都品川区)は、投資歴と投資の失敗経験の関連性に関する調査を実施した。その結果、過去最大の損失を出した原因としては「急激な相場変動に対応できなかった」が最も多かった。
投資で生活に影響のある損失を出した人に、損失時の投資歴について聞いたところ「1〜3年未満」(26.9%)が最多となった。以下「10年以上」(21.9%)、「3〜5年未満」(21.3%)と続いた。
これまでの投資で経験した最も大きな損失金額は「10〜99万円」(26.0%)が最も多く、100万円以上の損失を出した人は合わせて26.2%だった。
過去最大の損失を出した原因としては「急激な相場変動に対応できなかった」(45.0%)、「損切りが遅くなってしまった」(38.1%)が上位を占めた。投資歴別にみると、いずれも「急激な相場変動」と「損切り遅れ」が上位2位に入っており、特に「急激な相場変動」は、投資歴1年未満では20%台、同1〜5年未満では40%台、同5年以上では50%台と、投資歴が長くなるほど割合が高い傾向があった。
調査は8月10〜12日、投資をしたことがある20歳以上の男女270人を対象にインターネットで実施した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング