満足度が高い航空会社 3位「ANA」、2位「スカイマーク」、1位は？（1/2 ページ）

[コネムラメグミ，ITmedia]

　顧客満足度に関する調査・コンサルティングを行うJ.D. パワー ジャパン（東京都港区）は、「J.D. パワー 2023年航空会社顧客満足度調査」の結果を発表した。総合満足度ランキング1位は「スターフライヤー」（729ポイント）だった。

空港で待機する各社の旅客機（提供：ゲッティイメージズ）

5項目中4項目で最高評価の「スターフライヤー」

　直近1年以内に国内線で直行便を利用した人（18〜74歳）を対象に、「フライトクルー（客室乗務員など）」「機内設備・機内サービス」「チェックイン／手荷物対応／搭乗手続き」「予約」「料金（航空券や各種追加料金）」の5つのファクター（満足度領域）を設定。各ファクターの総合満足度に対する影響度を基に、総合満足度スコアを算出した。

　1位の「スターフライヤー」は、「フライトクルー」「機内設備・機内サービス」「チェックイン／手荷物対応／搭乗手続き」「予約」の4ファクターで最高評価を得た。

顧客満足度ランキング（出所：プレスリリース、以下同）

　2位は「料金」ファクターで最高評価だった「スカイマーク」（715ポイント）。3位以下は「ANA」（709ポイント）、「JAL」（705ポイント）、「AIRDO」（703ポイント）、「ソラシドエア」（688ポイント）、「ジェットスター」（649ポイント）、「Peach」（648ポイント）の順だった。

航空会社に対する総合満足度への影響度は？

　航空会社に対する総合満足度への影響度は、「フライトクルー」が27％で最多となった。「機内設備・機内サービス」が22％、「チェックイン／手荷物対応／搭乗手続き」が21％、「予約」が15％、「料金」が14％。J.D. パワー ジャパンは「機内での顧客への気遣いや依頼への対応といった顧客対応が満足度に最も大きな影響を及ぼしていると言える」とした。

総合満足度を構成するファクター