年末年始、なぜ「のぞみ」を全席指定にするのか 増収より大切な意味杉山淳一の「週刊鉄道経済」(1/6 ページ)

» 2023年09月23日 08時30分 公開
[杉山淳一ITmedia]

 2023年9月13日、JR東海とJR西日本は連名で「この冬、年末年始は『のぞみ』号を全席指定席として運行します」(JR東海版JR西日本版)と発表した。

 発表内容を見ると、ゴールデンウィーク、お盆休み、年末年始の3大ピーク時に、東海道新幹線の「のぞみ」を全列車指定席にするという。現在の「のぞみ」は16両編成のうち3両が自由席だ。その自由席をすべて指定席にする。その最初の期間が、23年12月28日から24年1月4日までの8日間だ。

1992年の初登場時は全車指定席だった「のぞみ」。03年から自由席が設定され、20年ぶりの全車指定席となる(筆者撮影)

 なぜこうなったか、営業戦略上の意味について考察する。

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