携帯電話(スマートフォン)の代金が払えないと「利用停止」「強制解約」の恐れがあるが、払えなくなった経験がある人は、どのように対処したのだろうか。ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)が経験者を対象に行った「携帯代を払えないときの対処法」に関する調査によると、対処法の1位は「家族・知人に頼った」だった。
調査は、携帯代を払えなくなった経験がある男女を対象に実施。携帯代が払えない理由で最も多いのは「仕事・収入がない」(60人)だった。2位「趣味・娯楽にお金を使った」(37人)、3位「ギャンブルで使ってしまった」(26人)と続いている。
1位の「仕事・収入がない」と答えた人からは「派遣社員の契約が終了し、次の仕事がなかなか見つからず、無収入の時期が続いたから」(25歳女性)、「会社を退職したため」(31歳男性)、「急に解雇され、手持ちがなくなってしまった」(49歳女性)などの声が挙がった。失業している状態ではないものの、転職時に新しい職場からの給料が入るまでに時間が空き、携帯代を払えなくなった人もいるようだ。
2位の「趣味・娯楽にお金を使った」を選んだ人からは「趣味のゲームにたくさんお金を使ってしまったため」(25歳男性)、「趣味のコレクションに無駄遣いをしてしまった(38歳男性)、「占いにハマって、お金を使ってしまった」(49歳女性)などの声があった。ゲームの課金は比較的簡単にできるため、ついやりすぎてしまう人も。同社では「リスクを冒してまで趣味に没頭すべきなのか、冷静に考えてみる必要がある」としている。
3位の「ギャンブルで使ってしまった」と答えた人からは、「ギャンブルにハマりすぎた」(23歳女性)、「20代の頃、ビギナーズラックを信じてパチンコで給料をすべて使ってしまった。当時は家賃も携帯代も支払えなくなってしまった」(37歳男性)、「スロットで負けが込み、払えなくなったことがある」(45歳男性)などの声があった。パチンコやスロットという回答が多かった中、「ネットギャンブルにハマった」といったコメントもあった。
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