一方、残る小型自動車、普通自動車は軽自動車以上に長い間、その規格は変わっていない。
しかし乗用車のサイズアップに伴い、排気量は小さいものの車幅が小型自動車の枠を超えるために普通自動車として登録されるものが増えている。つまり2000cc以下の排気量ながら、3ナンバー車となっているのだ。
自動車税はボディサイズにかかわらず、エンジン排気量で課税されるため、3ナンバーとなっても維持費の負担は変わらない。税負担は変わらずに、ユーザーはサイズアップされたボディのクルマに乗り換えられる。
3ナンバー車といっても、外観からはそんな雰囲気は感じられないクルマも多い。なぜなら以前は3ナンバー車といえば全長は4.7mを超える高級セダンか、大排気量エンジンを搭載した高性能車というのがお決まりのパターンだった。
ところが最近の乗用車は、SUVでもミニバンでもLクラスは堂々とした印象を与えるボディでかなりのサイズを誇るが、従来なら5ナンバーサイズであるクルマたちも、車幅だけ1.7mを超えることで3ナンバー車となっているケースが増えている。
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