実際、同社のヨーグルトメーカーでどんな調理ができるのか。ヨーグルトとサラダチキンを試してみた。
まずは、定番のヨーグルトから。1000ミリリットルの牛乳パックの容量を900ミリリットルに減らし、そこに100グラムのヨーグルトを加えて混ぜる。あとは牛乳パックを機械にセットして、自動メニューを「1」に設定してスタートボタンを押すだけ。500ミリリットルの牛乳パックでもつくることができる。
完成したヨーグルトは、やや水分が多いような気はしたが、味は元のヨーグルトとほぼ変わらない。種にするヨーグルトの酸味が強い場合、酸は増えないので、酸味控えめのまろやかな味わいになるそうだ。
計量や混ぜるときに使用する付属品を熱湯消毒するのは少々手間だが、3分の1〜4分の1のコストでヨーグルトがつくれると考えれば、使うメリットは十分にあると感じた。
利用者の口コミを見ると、機能性ヨーグルトの「明治プロビオヨーグルトR-1」を種にしてヨーグルトをつくっているという声がチラホラ見られた。同製品は、明治の乳酸菌研究の中で選び抜かれた「1073R-1乳酸菌」を使用しており、高い支持を得ている。価格帯の高いヨーグルトでつくれば、より経済効果が高くなる。
続いて、サラダチキンも試してみた。鶏むね肉に砂糖と塩をすり込み、密閉袋に入れる。専用容器に密閉袋と熱湯を入れ、自動メニュー「6」をセットしてスタートを押せばOKだ。
やや時間はかかるが、セット後は放置しておくだけなので失敗することはなさそうだ。ほかにもローストビーフや温泉卵など、さまざまなメニューをつくれるため、使い慣れてきたら頻繁に活躍する1台になる気がした。
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