LEXUS、最高級ミニバン「LM」を発売 特徴は?

» 2023年10月20日 10時25分 公開

 LEXUSは、2代目モデルの新型「LM」(国内仕様)を12月下旬に発売すると発表した。車名が意味する「LM(ラグジュアリームーバー)」としての価値や存在意義を見直し、ラグジュアリーマーケット購買層の価値観の変化に合わせた設計とした。

photo LEXUSは、10月19日に2代目モデルの新型「LM」を発表した(出所:プレスリリース、以下同)

 LEXUS初となる周波数感応バルブ付AVSとRear Comfortモードを採用し、自然体でくつろげる居住空間を作り上げ、快適性と機能性を備えた。運転操作には新GA-Kプラットフォームを採用し、正確な操縦性で運転の楽しさを実感できる仕様にしている。

photo 車名が意味する「LM(ラグジュアリームーバー)」の価値や存在意義を見直した設計

 エクステリアデザインは、LEXUSのデザインランゲージに沿った品のある存在感と空力性能を考慮し、フロントは「スピンドルボディ」で新たなLEXUSを表現した。

photo フロントは「スピンドルボディ」で新たなLEXUSを表現

 前席は運転に集中できる機能性と上質感を兼ね備え、後席は広さと上質なシートやトリムを用意した。新規開発した48インチ大型ワイドディスプレイやリヤクライメイトコンシェルジュ、仕立てのいい収納や照明各種など、さまざまな装備であらゆる時間の過ごし方に対応できるようにした。

photo 前席は運転に集中できる機能性と上質感を兼ね備えた
photo 48インチ大型ワイドディスプレイ

 予防安全機能も、人間中心の考え方に基づいた先進技術「Lexus Safety System+」などの機能を充実させた。メーカー希望価格は2000万円から。

photo 人間中心の考え方に基づいた最新の予防安全機能

 LMは2020年に中国で発売し、のちに香港・台湾・インドネシア・インド向けに販売しているFセグメントの高級ミニバン。LEXUSでは初のミニバンで、セダンのLS、クーペのLC、SUVのLX、ヨットのレクサスLYに次ぐ5番目のフラッグシップモデルである。

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