動画配信サービスのディズニープラスとHuluが手を組んだ。両社は7月、月額制で両サービスを視聴できるプラン「Hulu | Disney+ セットプラン」の提供を開始した。個別で契約すると合計で月額2016円になるところ、約26%安い1490円で提供する。
同様の事例にNTTドコモが運営する「dアニメストア」と「Lemino(旧dTV)」のセット割引があるものの、全く別会社のサービスがこのようなセットプランを提供することは異例だ。
特にディズニーは、創業者ウォルト・ディズニーの時代から築き上げてきた自社ブランドを重視する戦略を採っている。一方Huluを運営するHJホールディングスは、日本テレビ放送網のグループ会社だ。日本テレビはスタジオジブリを子会社化したことでも話題になった。
なぜ、ディズニーはHuluと“異色”のタッグを組んだのか。ウォルト・ディズニー・ジャパンでディズニープラスのパートナーシップを担当する小林信一バイスプレジデントと、HJホールディングスの高谷和男社長(高は正確にはハシゴダカ)に、狙いを聞いた。
――「Hulu | Disney+ セットプラン」が生まれた背景からまず教えてください。
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