オンラインVS.リアル 満足度が高いインターンの開催形式はどっち?

» 2023年10月30日 13時20分 公開
[サトウナナミITmedia]

 コロナ禍で就職・採用活動でのオンライン活用が急速に進んだ。一方で「企業の雰囲気を知りたい」「ミスマッチを減らすために、直接話す機会を持ちたい」といった声を受け、リアルの大切さも見直されている。

 実際、25年卒学生は、インターンシップの開催形式について、どのように考えているのだろうか。学情(東京都千代田区)が「インターンシップの参加形式」について調査を実施した。

photo 「インターンシップの参加形式」に関する調査(ゲッティイメージズ)

オンラインVS.リアル インターンシップの開催形式、どっちが人気?

 インターンシップやオープン・カンパニーの参加形式について「リアルとオンライン両方の参加を経験している」という回答は60.7%に上った。

photo インターンシップやオープン・カンパニーの参加形式(学情調べ)

 オンラインよりリアルで参加したプログラムの方が「満足度が高い」という回答は46.8%に上った。また「どちらかと言えばリアル」(35.9%)という回答と合わせると、8割以上が「リアル」の方が満足度が高いとした。

photo インターンシップやオープン・カンパニーの満足度(学情調べ)

 回答した人からは「リアルの方が会社の雰囲気が分かりやすい」「リアル開催のプログラムの方がグループワークをしやすい」「リアルで参加した方が参加した学生同士で交流したり、情報交換することができる」といった声が寄せられた。

 調査は9月29日〜10月4日にインターネットで実施。同社の運営するサイトの来訪者257人から回答を得た。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.