退職を考えたきっかけについて、最も多い回答は「会社の上司や先輩の発言」で6割以上を占めた。一方で、3人に1人は第三者の「SNSによる退職を検討している投稿」(32.0%)とした。
「早期転職に対するポジティブなイメージ」を持つ人が39.7%に上った。同社は「昨今では、『第二新卒』の文言をアピールしている『卒業後約3年以内の人をターゲットとした求人』が多く見られるため、『経歴が浅いうちに転職活動を行う』『違和感があったら早めに判断をするべき』といった認識が広がっているのでは」とコメントした。
半年未満の短期離職後の転職活動について「苦戦した」という回答は53.9%と、半数を占めた。苦戦した理由については「資格やスキルが足りない」「希望する求人が見つからない」が41.4%と同率でトップになった。
また、3人に1人は「面接がうまくいかない」(35.1%)、「書類が通過しない」(30.6%)を挙げた。「第二新卒」などの早期離職に対するポジティブなイメージを持っている人は多いものの、実際はうまくいかずに苦戦している人が一定数いることが見受けられる結果となった。
調査は、19〜23年に大学を卒業し、新卒で入社した会社を半年未満で退職した経験がある男女300人から回答を得た。
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