ゼブラ、筆記時の“ガリガリ感”を軽減したボールペンを発売

» 2023年11月24日 09時43分 公開

 各種筆記具の開発・ 製造・販売を手掛けるゼブラ(東京都新宿区)は12月4日に、筆記時のガリガリ感を軽減した極細ジェルボールペン「サラサナノ0.38」を発売する。手帳やノートを新調することが多い年末年始に合わせて発売し、売り上げアップを図る。

photo ゼブラは12月4日から、筆記時のガリガリ感を軽減する極細ジェルボールペン「サラサナノ0.38」を発売することを発表した(出所:プレスリリース、以下同)

 手帳が小型化していることなどを背景に、極細タイプのボールペン人気が高まっている。同社の主力商品であるジェルボールペン「サラサクリップ」も、0.3〜0.4ミリのボール径が売り上げの約3割を占めているという。

photo 0.3〜0.4ミリのボール径が売上の約3割を占めている
photo 手帳の小型化などを背景に、極細タイプのボールペンの人気が高まっている

 しかし極細タイプのボールペンは、小さいペン先に筆圧が集中し、紙にペン先がめり込んで筆記時にガリガリするという課題があった。そこでペンの上部にスプリングを加えた機構を採用し、伸縮してクッション効果を果たすことで、従来品と比べてガリガリ感を軽減させた。

photo ペンの上部にスプリングを加えた機構を採用
photo スプリングが伸縮してクッション効果を果たすことで、従来品と比べてガリガリ感を軽減

 またインクが安定して出るようになり、さらさらとした書き心地できれいな線を書けるようにしたという。

photo インクが安定して出るようにもなった

 今回発売する0.38ミリは人気のボール径であり、また新規の替芯である「JF-0.38芯」も同時に発売する。水性顔料・耐水性のジェルボールペンで、本体の希望小売価格は220円。インクの色は全5色で、黒、青、赤、ピンク、オレンジを用意した。 替芯は黒・青・赤のみで、価格は88円。全国の文具取扱店にて販売する。

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