夫婦の預貯金が減っている――。
スパークス・アセット・マネジメント(東京都港区)が実施した調査によると、夫婦の預貯金の平均が2022年の調査と比較して「144万円減少」していることが分かった。
夫婦の預貯金の残高について、最も多い回答は「100万円未満」で21.6%だった。「100万〜300万円未満」が18.3%、「1000万〜3000万円未満」が14.6%など、回答は分散する結果に。また、平均は753万円だった。
夫婦の預貯金の平均は、昨年の調査結果から144万円も減少する結果に(22年調査「897万円」から23年調査では「753万円」)。同社は「新型コロナの5類移行に伴う外出機会の増加や物価高による生活コストの上昇で、家計が圧迫され、夫婦の貯蓄が減少したのでは」と分析している。
夫婦の貯金の管理は「妻が主導で行っている」が45.5%と半数に迫った。「夫が主導で行っている」は24.3%、「夫婦別々に管理している」は30.2%となった。
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