不動産のプロが選ぶ、中古マンションを購入する際にチェックすべきポイントはなにか。アットホーム(東京都大田区)が実施した調査によると、条件面では「立地」(65.3%)が1位だった。リフォームできる内装と違い、購入後に変えることができない点が理由となった。
2位は「管理費や修繕費の妥当性」(61.8%)で、「管理費などが高額になるケースがあるので、値上げの予定の有無や積立状況などをチェックする」といった声があった。3位は「周辺環境」(58.6%)がランクインした。「駅・病院・学区などをチェックしたほうが良い」といった意見が聞かれた。
外観・共用部分のチェックするべき設備については、「駐車場の有無、管理状況」(75.5%)が最多となった。次いで「エレベーター(数や管理状況など)」(66.9%)、「駐輪場の有無、管理状況」(61.6%)が続いた。同社は「中古マンションの場合はすでに入居している人がいるため、駐車場や駐輪場の空きがない場合もある」と指摘した。
続いて、室内でチェックするべき設備の1位は「給湯器(交換時期など)」(64.2%)だった。以下「お風呂(清潔さ・シャワーの水圧など)」(61.5%)、「床(きしみ・ゆがみなど)」(60.5%)と続いた。
調査は9月6〜13日、中古マンションの購入を検討する客を担当したことがある全国のアットホーム加盟店を対象に実施。回答サンプルは735店。
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