2023年度の新入社員が入社し、半年以上が経過した。新入社員は、入社前にイメージしていた理想と現実のギャップをどのように感じているのか。ラーニングエージェンシー(東京都千代田区)の研究機関であるラーニングイノベーション総合研究所が「入社前後のギャップに関する意識調査」を実施した。
入社前後のギャップについて、最も多い回答は「生活リズムや社会人としての考え方(顧客志向・当事者意識など)の習得」で、約7割がギャップを感じていることが分かった。「仕事の難易度」(65.6%)、「上司への悩み相談」(65.3%)と続いた。
ポジティブな回答については「上司とのコミュニケーション」が最も多く、30.3%が「想定よりもフランクで話しやすい」と回答した。
次に、26.7%が「上司からの仕事のアドバイス」を「とても細やか・やや細やか」と評価。「上司からのスキルアップのサポート」については24.6%が「想定よりとてもサポートしてもらえる・サポートしてもらえる」とした。上司との関わりに関する内容が上位3項目を占める結果となった。
ネガティブな回答では「生活リズムや社会人としての考え方(顧客志向・当事者意識など)の習得」を「想定よりもとても難しい・やや難しい」とした割合が47.4%を占め、最多に。次いで「仕事の難易度」が同47.3%、「仕事の量」が同45.4%という結果に。
調査は8月2〜7日にインターネットで実施。22〜34歳の社会人1年目である就労者300人から回答を得た。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング