昨今、多くの企業が業務のスムーズな進行を図るために生成AIの導入を進めている。生成AIによる業務効率化を実現した企業は、その他にどのような活用のメリットを発見したのか。LTVマーケティング事業などを手掛けるMacbee Planet (東京都渋谷区)が企業のマーケティング担当者を対象に調査を実施した。
生成AI活用による業務効率化以外の効果について、最も多い回答として「コンテンツの多様化」が58.6%を占めた。次いで「アウトプットの質向上」(54.1%)が続いた。その他には「参考資料を作る時の題材」「発想力」「翻訳機能」といった回答が寄せられた。
生成AIを業務に活用したことで、どの程度業務の負担が軽減したのか。どの業務も半数以上が「30%以上業務負担が軽減した」と回答し、特に「メルマガ作成」「市場分析」においては「30%以上軽減した」とした人が8割に上った。
生成AIの活用について、今後ますます広がっていくと「非常に思う」は45.0%だった。「ややそう思う」(47.7%)とした人と合わせると、9割が生成AIの活用について期待していると分かった。
今後生成AIを活用して行ってみたいことについて、最も多い回答は「市場分析」で55.9%。以降は僅差で「議事録の要約・添削」(55.0%)、「企画書・プレゼン資料の作成」(53.2%)と続いた。その他にも「レジュメの作成」「インバウンド対策」といった回答が集まった。
調査は、9月19〜21日にインターネットで実施。生成AI導入により、業務効率化を実現した企業のマーケティング担当者111人から回答を得た。
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