2023年冬のボーナスの平均支給額はいくらか――。ライボ(東京都渋谷区)が運営する調査機関「Job総研」の調査結果を発表した。
今冬のボーナスについて「支給あり」と回答したのは全体の67.9%となった。支給ありの割合は19年から微増が続いており、23年は過去最高という結果に。
冬のボーナス平均支給額は66.5万円、中央値が55万円、最頻値は50万円だった。平均支給額は過去5年で最大となり、22年から2.6万円増加した。
ボーナス支給の有無を男女別に見ると「支給あり」と回答した割合は男性が75.5%、女性が54.8%となった。男性の平均支給額は77.6万円、女性は41.6万円という結果となった。
物価高騰による消費活動への影響はどうか。消費活動が「とても消極的になった」「消極的になった」「どちらかといえば消極的になった」と回答した「消極的になった派」の割合は65.8%だった。
ボーナスの使い方として最も多かったのが「預貯金」で47.9%、次いで「投資」(22.0%)、「買い物」(19.4%)と続いた。
ボーナス支給があると回答した人に、貯金の予定を聞いたところ「ほぼ全額貯金」が39.6%、「半分以上を貯金」が30.4%と、半分以上貯金する人が7割を占めた。また、ボーナスの平均貯金額は40.0万円だった。
調査は11月29〜12月4日、全国の20〜50代の社会人614人を対象にインターネットで実施した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング