飲食店経営者・運営者の「2024年に注目しているグルメタウン」はどこだろうか? 飲食店開業を支援するシンクロ・フード(東京都渋谷区)の調査から、注目の街や外食トレンドが見えてきた。
ランキングは、23年にグルメ雑誌などで取り上げられた東京23区の18の街に、その他を加えた候補の中から作成した。
1位は「渋谷」(11.8%)だった。回答者は「トレンドが集まる街だから」「駅前の再開発が進み街に活気があるから」「インバウンドや若者が集まる街だから」などの理由を挙げた。
1位と0.3ポイント差で、2位にランクインしたのは「麻布十番・六本木」(11.5%)だった。回答者からは「店舗の入れ替わりが激しく実力店が軒を連ねている」「インバウンドと高所得者の両方を上手く取り入れていける場所だから」と支持を受けた。
3位は「銀座・有楽町」(11.1%)。「日本で最高峰の立地だから」「新しい発想と技術のある料理人が集まりそう」などの声があった。4位は「東京・日本橋」(10.4%)、5位は「浅草・押上」(5.7%)と続いた。
「渋谷」「麻布十番・六本木」「東京・日本橋」は大規模な再開発で注目を集めており、「銀座・有楽町」「浅草・押上」は商業施設や観光地がある定番の街として票を集めていることが分かる。
24年度は、どのような外食トレンドが予測されているのか。
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