社会人2年目で「知識・スキルへの不安」の壁を乗り越えることが「できた」とした人は半数に上った。最も多い回答は「状況を改善することができ、挑戦・努力する中で良い点や改善点を見つけることができた」で16.9%に上った。壁を乗り越えられた要因については「ポジティブに捉える姿勢」が最多となり29.2%となった。
社会人3年目については、48%と半数近くが「知識・スキルへの不安」の壁を乗り越えたとした。最も多い回答は「状況を改善することができ、挑戦・努力する中で良い点や改善点を見つけることができた」「状況を改善することができなかったが、挑戦・努力する大切さを理解できた」で、16.5%と同率だった。壁を乗り越えられた要因の1位は「知識の習得」で37.7%に上った。
社会人4年目で「知識・スキルへの不安」の壁を乗り越えられたとした人は、41.7%と他の年次に比べると低い結果に。最も多い回答は「状況を改善することができず、特に得たものはなかった」で20.1%に上った。壁を乗り越えるられた要因については「知識の習得」が最も高く40.0%に達した。
壁を乗り越えられた要因について、社会人2年目では「ポジティブに捉える姿勢」といった意識面に関する回答の割合が高くなった。一方で、社会人3年目、4年目では「知識の習得」「スキルの習得」など、実務面に関する回答の割合が高い傾向が見られた。
調査は2023年8月2〜7日にインターネットで実施。22〜34歳の社会人2〜4年目の就労者900人(各年次300人ずつ)から回答を得た。
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