注文を終えてしばらくすると、店員が注文したサラダやスパゲティを持ってきてくれた。追加で注文したい場合は、スマホの画面にある「注文追加」を押す。注文履歴の参照だけでなく、店員呼び出しもスマホで可能だ。
複数人で利用する場合、それぞれのスマホから注文できる。各人の注文内容は最終的に1つの会計伝票にまとまる仕組みだ。
食事が終わったら、スマホの「会計する」を押す。画面上に表示されたバーコードをレジでスキャンしてもらい、支払いをする。なお、テーブルには、これまでと同様に紙の伝票も運ばれてくる。伝票のバーコードをレジに持って行くことも可能だ。
スマホで「会計する」ボタンを押した後、筆者はあることに気付いた。テーブル上のQRコードを読み取る札が急にチカチカと点滅し始めたのだ。しばらくすると、QRコードは消えて「お会計を確定しました」「スマホに表示されたバーコードをレジでお知らせください」という表示に切り替わった。
レジで支払いをした後、食事をしていたテーブルに戻ってみた。すると、札はまたチカチカと点滅し始め、入店時と同じ表示に戻ったのを確認できた。
筆者は以前、ビックカメラで導入を進めていた電子棚札を取材したことがあるが、基本的な仕組みは同じように感じた。札がネットにつながっており、情報がリアルタイムで更新される点が共通している。
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