クラウド型のオフィスツール製品を提供するrakumo(東京都千代田区)が、建設業の働き方に関する実態調査を実施した。「2024年問題」が迫る今、建設業界の抱える働き方の課題とは?
働き方について特に課題と思われるもので最も多かったのが「担い手不足(若手不足や高年齢化、技術継承の課題)」で84.0%だった。「2024年問題や働き方改革への対応状況」「長時間労働」も半数以上が課題として回答が集まり、建設業界特有の働き方の課題が多いことが分かった。
前述の課題の解決に向けて、DXに取り組むことの有効性については「非常にそう思う」が28.0%、「ややそう思う」が57.0%と、8割超がDX推進により働き方の課題を解決できると考えていることが分かった。
現在DX推進で利用しているものについては「汎用的なクラウドサービス」が最も多く57.0%、次に「業界特化のクラウドサービス」(49.0%)、「IoT」(37.0%)に回答が集まった。
DX推進で取り組んでいることについて、50.0%が「従業員のトレーニングと教育」と回答しており、「DXに向けた意識・社内文化の醸成」(36.0%)、「DXプラン・戦略策定」(26.0%)と続いた。
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