ソニー「PlayStation」と「Zoom」の収益構造を見る、違いは?ビジネスフレームワークの教科書(1/4 ページ)

» 2024年03月31日 07時17分 公開

この記事は、『ビジネスフレームワークの教科書 アイデア創出・市場分析・企画提案・改善の手法 55』( 安岡寛道、富樫佳織、伊藤智久、小片隆久/SBクリエイティブ)に掲載された内容に、編集を加えて転載したものです。


 収益モデルとは、事業活動の売り上げの獲得方法とコストの構造事業活動の売り上げの獲得方法とコストの構造です。言い換えると、以下のようにいうこともできます。

 ・その製品・サービスで儲ける仕組み

 ・その製品・サービスを提供していくために必要な支出

 ここで紹介する収益モデルを利用すれば、これらを整理し、言語化することができます。

 なお、新規事業の収益モデルを検討する際は「売り上げの獲得方法」から検討するとよいでしょう。例えば、「サブスクリプション(定額制)」「成果報酬」「ソリューション提供」といったさまざまな型(モデル)を検討します。

 自社のビジネスを、現状とは異なる収益モデルに当てはめてみることで、新たな提供価値を見出せる可能性もあります。

 なお、既存ビジネスの革新を検討する際は、マーケティングデータなどから「市場ニーズの変化」や「競合の事業変革の動向」を分析して、自社の資源をどのように転換すべきかを事実ベースで検討することが重要です。

 一方、アイデアベースの 新たな収益モデルを検討する際は「リフレーミング」(物事の枠組みを変え、違う視点から見ること)を用いて売り上げの獲得方法を模索することも有効です。

 また、新規ビジネスの創造を検討する際は、マーケティング調査に基づいて代替品の売り上げの獲得方法や価格を参照したうえで「潜在顧客はどのような価値に対してお金を払うか」や「適正価格はどのくらいか」などを検討するとよいでしょう。

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