「65歳まで働きたい」と考える人は、どのくらいいるのか。エン・ジャパン(東京都新宿区)が調査結果を発表し、3割の人が「61〜65歳まで働きたい」と考えており、若い世代ほど、早くリタイアしたいと考えている傾向にあると分かった。
61〜65歳まで働きたいと回答した人は33%だった。年代別に最も回答率が高かった項目を見ると、20代は「60歳まで」(45%)、30代は「61〜65歳まで」(39%)、40代以上は「61〜65歳まで」「66〜70歳まで」(ともに30%)だった。男女別では「60歳まで」と回答した割合は、男性が20%、女性は31%で11ポイントの差が付いた。
今後のキャリアに関して、不安がある人は85%で大多数を占めた。不安がある人の割合は各年代で80%を超えた。不安があると回答した人からは「今の勤務先企業では体力仕事もあり今後もそこで働くことに漠然とした不安がある」「年齢を考えると新しい知識やスキルをどこまで習得できるのか不安」といった声が寄せられた。
同社のサービス「エン転職」のユーザー4521人を対象にインターネットで調査した。期間は1月31日〜2月26日。
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