23年5月にコロナが5類に移行したが、その後の動向はどうなっているのか。鈴木氏によると、出社する機会が増えたことも影響し、売り上げは19年並みの水準に戻ってきているという。売れ方の変化としては、7000円程度の低価格モデルではなく、9900円の商品が伸びるようになった。利益率でみると、19年の実績を超えている状況だ。機能性を評価する消費者が、少し高いモデルでも購入するようになっていったようだ。鈴木氏は「当社のお客さま問い合わせ窓口にも『この品番とこの品番は何が違うのか?』という問い合わせが増えている。お客さまもよく調べて購入するようになっているようだ」と説明する。
テクシーリュクスのブランドが誕生してから15年が経過した。発売当時、30〜40代だった人が愛用し続けてくれた結果、親子で購入するシーンも見られるようになっているという。今後は、20〜30代へのアプローチも強化したい考えだ。
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