タイム・マネジメントの目的とは、効率よく時間を使うことですが、本質的には、目標を達成する(自分が思い描いている世界へ到達する)ことにほかなりません。
手帳の役割で言えば、その目標を達成するために、道筋を考え、タスクを計画していくわけです。
そのときに忘れてはならないのが、「手帳への記録」です。
手帳の基本的な3つの機能と言えば、「スケジュール」「タスク」「記録」ですが、「記録」に関しては、どうしても軽視しがちです。
何も考えずに、とにかく忘れないようにと「記録」しても、どこに書いたのか忘れたり、メモしたことすら忘れてしまったりします。
そして、目標達成に重要になるのが実はこの「記録」です。
目標達成へのタスクやスケジュールは基本的に自分で考えるものですから、自分の思考の範囲を出ることができませんが、記録欄に書いてあることは、ほかの人が話したり、自分で新たに気づいたりしたことが多く、これまで自分の発想になかったものが書かれていることが少なくありません。
日々成長につながったり、新たな学びになったりするものは、この記録欄にこそあると言っても過言ではないでしょう。つまり、この記録欄に書いてあることは、これからの目標達成にとって、とても重要なエッセンスです。
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