手帳に記録する、大きな理由のひとつが「見える」ということです。頭のなかでは理解していることであっても、実際に文字や絵として書いてあることを目にすることで、前提条件としての情報や押さえておかなければならないことを確実に認識しておくことができます。
企画やアイデアは、ほとんどの場合、何らかの制限があるものです。そうした制限を忘れてしまっては、企画案の意味がなくなってしまいますので、企画立案や目標設定を行う上で大切なことは、ルーティン的に記録することが求められます。
また、自分が思いついたアイデアや企画案の背景となるロジカルなストーリーも、できる限り記録しておきたいものです。意外に「どうしてこう考えたのだろう?」「そのときはなぜそう思ったのか?」と、自分の思考プロセスに疑問を持つことはありうることです。
冷静な判断をするためにも、「なぜそう考えたのか」というプロセスを記録しておくことは大切なことでしょう。
・毎日の振り返りを記録する
手帳の利点のひとつに、「日々の活動を振り返りやすい」ということがあります。毎日、タスクやアポイントを計画する人であれば、1日が終わったときに、そのタスクや打ち合わせ内容に対してどのような達成状態だったか、次に何をすれば良いのか等、振り返りを行い、記録することが可能です。]]毎日、思った通りの結果となることはほとんどありません。大切なことは、思い通りにならなかった現実を見つめ、次にどうすれば良いかを考えることです。それによって計画の精度も上がり、目標達成にも近づくはずです。
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