では山手線はどうか。JR東日本は「乗降人員」ではなく「乗車人員」で統計を取っている。新宿駅は60万2558人で1位、2位は池袋駅で45万8791人となっている。渋谷駅は5位で29万2631人である。東京駅が34万6658人で3位、品川駅が24万8650人で6位。ちなみに、4位は横浜駅で34万536人。
新宿や池袋、渋谷を介する地下鉄と郊外電車の相互直通はあるものの、それでもこれだけの人数が「東京西側」駅の改札を利用するようになった。
関東大震災後「東京西側」の発展が、これらの駅の利用者増につながり、現在の繁栄に至っていると考えられる。地域の発展と駅の発展の相乗効果が積み重なって巨大ターミナル化し、そして混雑するようになったといえる。
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