公式アカウントが発信した問いかけに対し「いいね」が1.7万以上、「リポスト」が6000件以上(5月下旬)と、大きな反響を呼んだ。しかし、「大人でも使い勝手がいい」という今回の発信は、「子ども向け」という当初のコンセプトからは少しズレたものだった。
公式アカウントを担当する大塚さんは、「『子どもが楽しく片付けをできる商品』という当初掲げていたコンセプトとは少し異なるが、私自身も使い勝手がいいと感じ、大人も魅力に感じてくれるのではという視点で投稿した」と語る。
実際、サクラクレパス社内でもさまざまな用途で使われている。子どもの片付け用のほか、ふりかけや袋タイプの調味料・スープなどキッチン周りの小物類、化粧品の試供品やシートパックなどだ。
加えて、「推し活」グッズの収納に使っている声も寄せられた。ライブチケットの半券を収納したり、ツアー中の小物類を運んだり、多くの人がいろいろな使い方をしていることが分かってきた。
ユーザーの中には、複数購入する人もいるという。文具、キッチン周り、薬の処方箋など、ジャンル別に分けたいというニーズもうかがえた。
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