ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」が、完食応援イベント「もぐチャレ!!」に注力している。2022年度の参加者は約45万人だったが、全店に展開した2023年度には約65万人まで増加。「食品ロス対策」「子どもの食育に役立つ」といった点が注目されている。どういった取り組みなのか、びっくりドンキーを運営するアレフ(札幌市)の担当者に聞いた。
もぐチャレ!!は「もぐもぐチャレンジ!!」の略で、小学生以下を対象としている。基本的な流れは以下の通りだ。
まず、もぐチャレ!!に挑戦することを店舗の従業員に宣言する。タブレット端末が設置してある店舗の場合は、端末から参加表明が可能だ。
子どもが食べたい商品を注文すると、従業員がテーブルに「もぐチャレ!!中」と記載してある旗を持ってくる。ここから、好きなものだけでなく、嫌いなものも食べきる挑戦が始まる。無事に食べ終わった場合、従業員が日付と名前を書いた表彰状をプレゼント。この表彰状には、チャレンジが1回成功したことが分かるスタンプが押してある。
2回目の来店時にこの表彰状を持参し、再びもぐチャレ!!に取り組むと宣言する。完食できたら、表彰状に2回目のスタンプを押してもらえる。
そして、3回目の来店時に表彰状を見せると、オリジナルデザートがもらえるというものだ。もぐチャレ!!の対象となるのは、デザート、飲み物、みそ汁、スープを除く全商品としている。
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