また、生成AI活用も注目したい。これまでもNPCとの会話やマップの生成などをランダム生成する手法はあった。これらや、メインストーリーそのものに生成AIを組み入れる可能性もあるのではないか。生成AIをうまく取り入れられれば、個々のプレーヤーによりパーソナライズした体験を提供できるだろう。
その他、対戦型ゲームにおける敵キャラクターや練習パートナーのような振る舞いも可能かもしれない。プレーヤーのプレースタイルを学習し、苦手分野を突いてくるような戦い方をしてくる未来はどうか。
次世代ゲーム機は「今期中に発表」することが公表されたのみであり、任天堂が次に追加するゲーム体験は謎に包まれている。ただしこれまでの概念を覆す新たなゲーム体験を実装し、幅広い層にとってゲームの入口となるような体験をもたらそうとしているのは間違いないだろう。
また、以前紹介したようにゲーム以外の分野へも新規層の獲得、及び自社IPの強化に動き出している点を鑑みるに、次世代機単体としての発表ではない可能性もある。
多くのファンが心待ちにするなか、任天堂はどのような発表をあたためているのか。引き続き注視したい。
“インバウン丼”と呼ばないで――1杯1万円超の海鮮丼が話題の豊洲「千客万来」、運営企業が漏らした本音
『原神』爆発的ヒットの要因は、「無課金勢」を見捨てない設計にある
なぜ、JR東は「銀行化」するのか? 運賃4割引きなど、破格の特典も懐が痛まないワケ
『キャプテン翼』が連載終了 その功績と“機会損失”を振り返る
鳥山明はその生涯で何を成し遂げたのか ドラゴンボールが果たしたある「機能」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング