ランドセル市場へ参入するに当たり、最もこだわったのは「価格帯」だ。近年はニトリなども低価格のランドセルを手掛けているが、機能性と価格のバランスには特に自信があるという。
素材には、防弾チョッキにも使用される高い強度と耐摩耗性を誇るコーデュラ製の「バリスティックナイロン」を採用。ビジネスバッグや工具袋などの素材として使用しているもので、「気兼ねなく毎日使える」としている。
背面部分内部には同社の登山用リュックでも使用しているアルミ製の細いプレートを入れることで、重い荷物を入れても背中に負荷がかかりにくく、疲れにくい構造とした。
他のランドセルにはない機能として、防水カバーが付属する。雨の日でも安心して利用でき、長期的に使えるように配慮しているという。
そのほか作業服でも採用している反射材や、タブレットも持ち運べる収納ポケット、体の成長に合わせて長さを調整できるショルダーストラップ、耐久性に優れたYKK製ファスナーなど、同社の強みを生かした機能を多数搭載している。
ニトリ、ワークマン、モンベルが続々参入 軽くて安い布製ランドセルは“価格破壊”を起こすか?
「ランドセルは義務?」「重すぎる!」 新型の通学バッグが次々と登場する背景Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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