日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
ファミリーマートは7月9日、レトロな喫茶店をモチーフとしたスイーツやドリンクなど6商品を発売した。同社はスイーツを2024年度の戦略カテゴリとして位置付け、注力している。数年前から話題になっている昭和レトロの雰囲気を取り入れた新商品で、人気拡大を図る。
新商品は、レトロスイーツの象徴となるクリームソーダやミルクセーキなどに着想を得た。「クリームソーダみたいなパフェ」(298円)、「フロスティメロンソーダ」(180円)、「喫茶店のミルクセーキプリン」(185円)、「喫茶店のレトロプリン」(185円)、「クリームソーダ風 ゼリードリンク」(228円)、「喫茶店のゼリー風グミ」(189円)の6商品を用意した。
クリームソーダみたいなパフェは、透明なクラッシュゼリーとメロン風味のゼリーで氷とソーダのみずみずしさを表現。ホイップクリームとバニラアイスに見立てたバニラムースをのせ、カラースプレーチョコをトッピングした。
フロスティメロンソーダは、ラムネ入りメロンソーダかき氷に、バニラアイス玉を組み合わせたカップアイスだ。かき氷にラムネを混ぜ込むことで、さわやかな風味と食感に仕上げた。
喫茶店のミルクセーキプリンは練乳の甘みととろっとした食感が特徴で、喫茶店のレトロプリンはかため食感のプリンに苦めのカラメルソースを組み合わせた。
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