NEXER(東京都豊島区)はWeb広告事業などを手掛けるCREXiA(東京都渋谷区)と共同で、「AIに対するイメージ」に関するアンケートを実施した。その結果、AIに対し「暮らしを豊かにする」というイメージを持っている人が多い一方、普段から活用している人は約2割にとどまることが分かった。
AIに対する最も強いイメージでは「暮らしを豊かにする」が28.7%で最多となり、次いで「何となく怖い」(25.1%)、「難しそう」(16.1%)と続いた。
「暮らしを豊かにする」と回答した人からは、「人工知能を用いることによって自動運転技術の発達や接客業の負担が減るなどのメリットが考えられるから」(10代男性)、「仕事が効率化されて社会がより発展する」(30代男性)、「新しいインスピレーションをくれることがあるから」(30代女性)などのコメントが寄せられた。
一方、「何となく怖い」と回答した人の理由には、「うその情報が多い」(20代女性)、「AIのせいで失業者も増えそうだし、便利さばかり求めて人間らしさがなくなる」(40代女性)などが挙がった。
AIの活用について、普段「全く活用していない」「あまり活用していない」人は合わせて79.8%となり、「普段から活用している」と回答した20.1%を大きく上回る結果となった。
普段から活用している人は、「ちょっとした困りごとや検索、単語では検索できないような内容をAIに聞いている」(20代女性)、「AWSの設定方法やエラー解析のアドバイスをもらうために使っている」(30代男性)などの活用方法が挙げられた。
AIに求めることで最も多かったのが「情報収集や分析ができる」で45.9%だった。次いで「代わりに仕事をしてくれる」(14.5%)、「専門的なことを考えてもらう」(14.0%)となった。
調査は6月22〜28日、全国の男女1000人を対象にインターネットで実施した。
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