ゴンチャの店舗は火も油も包丁も使わない。IH調理器具に必要な電源があれば、通常の飲食店が営業しにくい場所でも機動的に出店しやすい。そのため、商業施設におけるアパレル業態のテナントがメインのフロアでも、飲食業態のゴンチャが“ぽつん”と出店できるのも強みだ。
また、こうした店の特徴は、アルバイト採用のしやすさにも寄与するという。
「飲食店のアルバイト採用コストは、1人当たり6万円以上掛かるといわれているのですが、ゴンチャは地方でも都市部でも5000円以下で採用できており、それも地方で出店を進められている背景になっています。服にいやなニオイがつかず、むしろ茶葉の良い香りがつくため、学生のアルバイトさんから『バイト終わりにそのままデートに行ける』という声もありました」
FCパートナーを確保した上で、物件を選ばない機動性と、人材確保に強みを持つゴンチャ。今後どこまで店舗を増やせるか。
“インバウン丼”と呼ばないで――1杯1万円超の海鮮丼が話題の豊洲「千客万来」、運営企業が漏らした本音
インバウンド殺到の渋谷ドンキ 「月に1億円」売れるお菓子とは?
「オーバーツーリズムは“悪化”している」 星野リゾート社長が感じた危機感
セルフレジで客が減る? 欧米で「セルフレジ撤去」の動き、日本はどう捉えるべきか
すき家「深夜料金導入」から一カ月、客離れは起きていない? 広報「一定の理解得ている」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング