玩具市場規模が初めて1兆円を突破したと、日本玩具協会(東京都墨田区)が8月29日に発表した。2023年度における日本国内の玩具市場規模は、前年度比107.1%、希望小売価格ベースで1兆193億円となった。
市場規模拡大の主要因は、カードゲーム・トレーディングカード市場だ。前年から425億円売り上げを伸ばし、2774億円となった。プラモデルとフィギュアが好調だったホビー市場規模も79億円伸び、1749億円に。次に伸びが大きかったのはぬいぐるみで、67億円伸ばして391億円となった。
日本国内の玩具市場規模は2019年度から右肩上がりで伸長している一方、同市場における15歳未満人口は2003年から減少し続けている。少子化が進む中でも玩具の「大人買い」が市場をけん引しているようだ。
同調査は、日本玩具協会の会員企業および「東京おもちゃショー」出展企業の協力を得て実施した。
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